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ナツタビ。

脳内ゆるふわ女子大生が旅を仕事にする話

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世界一周を終えて思うこと。

世界一周備忘録のために書いていたアメブロからはてなブログに移行しました。

 

わたしの旅はこちらからどうぞ。

ameblo.jp

 

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まだ社会人になんてなれない!と休学を決めたのが大学3年のとき。バックパックひとつ背負って日本を飛び出した去年4月からあっと言う間に1年が経ちました。

最初に行ったベトナムで初日からぼったくられたりしたのも今となっては遠い昔のことのようです。

いざ日本に帰国してみると、一年のうち10ヶ月も日本を離れていたとは思えないほどのスピードで日常に飲み込まれ、日本にあたかもずっといたかのような感覚になって、卒業を祝うという名目の飲み会で酔いつぶれ、バイトに復帰して走り回り、あれよあれよと就活の波が襲いかかり、気がついたらわたしはあれ懐かしい通い慣れた大学の食堂で同期がみんな卒業してしまった悲しみに暮れる暇もなくぼんやり缶コーヒー片手に就活情報が溢れだすパソコンの画面をぼんやり見つめているではありませんか。完全に浦島太郎状態。

 

たった一ヶ月前までわたしは本当に海外にいたのか。毎日明日はどうしようかななんて考えながら、安くて汚い安宿の堅いベッドで眠りにつく生活をしていたのか。

 

 

世界一周を終えて思うこと

「世界一周」って響きはカッコいいけど、結局一年前のわたしと変わったことなんて、季節外れに日焼けした肌と、ちょっとだけ寛容になった心くらいです。

電車が牛のせいで3時間遅れようと、宿のシャワーが水しか出なかろうと、トイレにドアがなかろうと、「まあ仕方ないか」って笑い飛ばせるくらいの心の広さ。

 

それでも行って良かったなあと思うのは、今こうやってパソコンの画面を見つめてカタカタキーボードを打っているこの瞬間にも、あなたが日本の電車で朝もみくちゃになっているその瞬間にも、世界のどこかでは変わらない絶景が広がり、路上に人は溢れ、草原を馬が駆け抜け、生きるために盗み、そんな世界とこの足元の地面でつながっているとわかったこと、それでじゅうぶんでした。

 

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きっとこの場所はわたしが生まれる前もずっと、
そしてこれからもずっと、変わらない

 

 

ま、あえて世界一周したことで変わったことを挙げるなら…

ちょっとだけ地理に詳しくなりました

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実際に行ったので、高校でほとんど勉強していなかった地理にちょっとだけ詳しくなりました。国の名前とか場所とか。ニュースでふと見かける国が、行ったことのある国だったり、その近隣国だったりすると、ああ、あの時に出会ったあの家族は元気かな、なんて。

世界が今までよりもそうやって、少しだけ近い存在になりました。「世界のどこか遠くの国」から「行ったことのあるあの国」になること。

 

人は優しいと知りました

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旅をしていて困ったときは、必ず誰かが助けてくれました。数えきれないほどの恩をもらいました。助けてと頼んでもいないのに、たくさん親切にしてもらいました。

自分ではなんともならないこともたくさんあって、人に迷惑もかけました。やたらめったら人に聞くようになりました。日本でもその癖が抜けなくて、駅員さんにも店員さんにもやたら話しかける人になりました。

 

どこでも眠れるようになりました

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三泊四日のシベリア鉄道に始まり、空港の床、ちょっとした段差、全く倒れない座席のバス、隣のおばちゃんの体温感じる不安定すぎるミニバン、電車の座席で二泊三日、今考えたらよく頑張ったと自分を褒め称えるレベルの寝床たち。だからこそ、今日本の実家の自分の布団に飛び込む瞬間の幸せを、世界一周する前の数倍も噛みしめることができる。ほんと。

 

小さな幸せに気が付きました

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蛇口をひねったらすぐにお湯が出ること、トイレに紙が流せること、冷暖房がきちんとついていること、服を洗濯機に放り込んだら綺麗になって出てくること、ティッシュがやわらかいこと、日本語が通じること、何を食べても美味しいこと、今日着る服に悩めること、四季があること、日本でずっと生活したら当たり前になってしまうことが全部とっても幸せなことだなあと改めて実感しています。日本にいると知らないうちに、贅沢病になってしまうよ。

 

将来の夢ができました

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スペインの砂漠を車で爆走していたとき、モンゴルの草原をひとりで眺めていたとき、全身砂まみれになりながら砂漠で遊んだとき、ジャングルを探検したとき、NYチーズケーキを日替わりで食べまくったとき、離島の海へ行ってテグスで魚を釣ったとき、絶景にがっかりしたり感動したりしたとき、こうやって一生、地球で遊んで生きていきたいと思いました。世界はわたしが思っていたよりももっとずっと広くて、もっとずっと面白かった!まだまだ足りない。

 

 

 

 

一番最後、日本に帰るとき。ニューヨークから飛び立った瞬間に、iPodから流れてきて思わず泣きそうになった、旅中に聴いていた一番大好きな曲。

イージュー★ライダー


Tamio Okuda - イージューライダー - YouTube

奥田民生さんみたいなカッコいいオトナになりたいなあ

 

 

 

最後になりましたが

わたしの世界一周を

見守ってくださった皆様
応援してくださった皆様
さまざまな方法で助けてくださった皆様
旅中に出会ってくれた皆様

本当にありがとうございました。おかげで、わたしの人生において本当に大切でかけがえのない時間を過ごすことができました。
旅中はまわりの方々をはじめ旅先で出会った多くの人にとてもたくさんお世話になったので今後わたしにできる形で少しずつ恩を返していきたいと思います。

 

まだまだ旅はやめられそうにないです。

 

 

以上。

 

2015年4月 山口夏未